なぜ野球をすすめなかったのか
次男が野球を始めました。
正直に言うと、ものすごく嬉しかったです。
私は小学生から大学までずっと野球を続けていました。
だから『子どもが野球をやってくれたらいいな』と心のどこかで思っていたんです。
でも、その気持ちはずっとしまっていました。
自分の願望を押し付けて、子どもの自由を奪いたくなかったからです。
そんなある日、次男が突然『野球をやる』と言い出しました。
バッティングセンターにも行ったことがなく、試合を見たこともないのに(笑)
正直『どうせすぐ飽きるだろうな』と思いながら、近所の少年団の体験に連れていきました。
体験でわかった、息子の本気
キャッチボールやバッティングなど、いろんなメニューをやらせてもらいました。
その時の次男の姿が、私の想像を超えていたんです。
今まで見たことのないような笑顔。
そして、今まで見たことのないくらい、全力で走る姿。
『もう歩けない、抱っこして』と甘えていたあの子がです。
正直、同一人物とは思えませんでした。
ちょっと失礼な表現かもしれませんが、それくらい私にとっては衝撃的でした。
私は野球の大変さも知っています。
上下関係の厳しさ、親のサポートの多さ……。
だからこそ、無理にすすめることはしたくなかった。
でも、あの日の次男の姿を見て、『体験させてよかった』と心から思いました。
野球を通して、親としてできること
この先続けるかどうかは本人次第です。
けれど、『自分の意思で野球を始めた』という事実だけで、私は十分嬉しいんです。
今は、毎日『パパ、野球しよう!』と誘ってきます。
バットにボールは中々当たりませんが(笑)、とにかく楽しそうです。
これからも、そんな次男の姿を見守りながら、またブログに書いていこうと思います。
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